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農作業

春の農作業

りんごの作業

● 剪定1月~3月(りんご)

雪の中、畑ではノコギリとハサミをもって剪定が始まります。まずりんごの木全体を見て、次に中枝・小枝を見ていきます。収穫に至るまでの長期間を見通しながら不要な枝を処理します。この時期は栽培するものにとってりんごの結実に向かう一年間のパズルを解き始めるような感慨に浸るときです。剪定作業は正月明けから3月下旬まで行われます。

● 剪定1月~3月(りんご)

● のろし3月~4月(りんご)

剪定作業の終わる頃には畑の雪もすっかり消え、日当たりの良い土手には“ふきのとう”が顔を出しています。畑では切り落とされた枝のぼや焚きが始まります。風のない朝、ぼや焚きの初めに出る白い煙はどこまでも真っすぐに村のあちこちに上り、まるで互いを確認するのろしのようです。

● 芽吹き4月~5月(りんご)

りんごの芽は春の雪解けとともに根が活動し始め、土から雪解けの水分を樹液として枝の先端にまで吸い上げます。りんごの冬芽が一斉に芽を吹き、日一日と空間を緑で埋めていき、やがて小枝のあちこちで薄紅のりんごのつぼみが顔を覗かせます。春の躍動感を肌で感じられるときであり、また農作業の慌しさの始まりでもあります。

● 芽吹き4月~5月(りんご)

● 農薬散布(りんご)

春の慌しさはりんごの木に農薬散布するスピード・スプレーのうなり声とともにやってきます。年間通常12回の散布が行われますが、私どもは食べものとしてのりんごにこだわり半分以下の回数に抑えております。自然生態系枠外でのりんご栽培では、無農薬と願ってもなかなかできないのが現実です。

● 農薬散布(りんご)

● 摘花5月(りんご)

5月も連休を過ぎればりんごの花が一斉に吹き出します。余分な花を私たちの手の爪で切り取ります。

● 摘花5月(りんご)

ももの作業

● 剪定3月(もも)

冬も終わりに近づき春を迎えようとする頃、ももの仕事が始まります。まずはももの木の剪定が行われます。やはり、りんごと同じく収穫までに不要な枝を処理していきます。剪定をすることで作業もしやすくなります。ここでもものできが大きく左右するので重要な作業と言えます。まだももの形も葉もない木を見ながら、今年も甘くておいしく実ってほしい。そんな願いを胸に仕事が始まります。

● 剪定3月(もも)

● 摘蕾4月(もも)

● 摘蕾4月(もも)
● 摘蕾4月(もも)

ももの花は葉がなく、ピンク色が木全体にびっしりと咲くさまは本当にきれいで、春の訪れを一気に感じます。最近では蕾のうちに余分な蕾を落とす「摘蕾」を行うので、花の数が少なくなっています。

● 一回目摘果5月(もも)

花が咲き受粉して結実した実を更に摘果します。摘蕾という作業で実を減らしていても、まだ摘果をして実を減らすのには理由があります。たくさんの実をつけた木は実に栄養を取られ弱くなってしまい、そして実は小さいものしかできません。よくばっても良いももはできないのです。

● 一回目摘果5月(もも)

● 二回目摘果・袋かけ6月(もも)

大きくなった実は2度目の摘果が行われます。大きくなったときにぶつからないようにするためです。このときに傷のついたもの、形の悪いものも取ってしまいます。
品種によって袋をかけます。袋かけは実割れを防ぐために行います。
この間に農薬散布、草刈りも同時に行われます。

● 二回目摘果・袋かけ6月(もも)

ぶどうの作業

● 剪定3月~4月(巨峰)

やはりぶどうも剪定作業から始まります。りんごやももと同じく不要な枝を処理します。大きくなるためには、栄養をたっぷりと補給できるように無駄な枝を切っておく必要があるのです。
雪の少ない地方ではこの剪定作業を雪の降る前に行うようですが、ここ長野県では雪によって切り口が凍ってしまうため、雪解け後に行います。

● 芽かき5月(巨峰)

字の通り“芽”をかいてしまうのですが、なぜせっかく出てきた芽をかいてしまうのかというと、先端に付いている芽は先端に養分を運び、枝を伸びることに養分を使ってしまうため、途中の芽に栄養分が行き渡らなくなってしまうからです。
また、同じところに二つ出てきてしまった芽のうち1つの芽をかきます。これは、同じところに二つのぶどうをならしてしまうと、その1つ1つが小さくなってしまうばかりか、形も良くならないからです。

● 芽かき5月(巨峰)
● 芽かき5月(巨峰)

● 誘引4月と6月(巨峰)

剪定した後、1本の枝から芽が出ますが、複数の芽がかたまって出てくるので、放っておくと込み合ってしまいます。満遍なく日が当たるように広げて、棚にくくります。

夏の農作業

りんごの作業

● 摘果6月~7月(りんご)

やがて花が幼果になる頃にはハサミを使って行われます。できるだけ大きな果実に生育させるのと隔年結果にならない(毎年結実させる)ようにするのが目的です。成木1本15,000から20,000の花から600個から800個のりんごが取れます。摘果は5月から7月中旬にかけての作業です。作業の合い間を見て、年5~6回の草刈りが行われます。病害虫発生を抑える作業の一環としても不可欠な作業です。

● 摘果6月~7月(りんご)

ももの作業

● 着色管理6月~7月(もも)

梅雨が明けるとももはグングン大きくなります。そして、夏の強い日差しを浴びて赤く色付き始めます。ももの色を均等につけるために銀色のシート(太陽の光を反射させる)を敷き、ももの上に覆いかぶさった邪魔な葉や枝を取り除きます。このようにしてももはたくさんの太陽の光を浴びて色をつけていくのです。ももの実が大きくなって耐えきれなくなった枝には支柱をして枝を支えます。

● 着色管理6月~7月(もも)

● 収穫7月末~8月(もも)

夏も真っ盛り。いよいよ収穫です。とても繊細なももは丁寧に木からはずされ箱へと詰めていきます。収穫されたももはすぐに熟し始めてしまうため、朝早くに収穫し、その日のうちに出荷されます。

● 収穫7月末~8月(もも)

ぶどうの作業

● 房切り6月~7月(巨峰)

房作りは直接品質・形体に影響してくるので大切な作業です。
◎房切り…房形、房重を決定する作業。
ぶどうの房はもともと大きい房の横に小さな房が付いています。このままでは色付きも悪く、甘いぶどうになりません。横の小さな房を取り、先端も少しカットします。蕾のときからどんどん減らされてしまいます。ここで大まかな房の形を作ります。

● 房切り6月~7月(巨峰)

● 摘房6月~7月(巨峰)

◎摘房(房落とし)…一枝に複数の房が育った場合、一房を残して他を落とす作業です。
短い枝(30cm未満)にある房はすべて落とします。また、このときに日当たりが良くなるように枝や葉を切り落とします。

● 摘粒・袋かけ7月(巨峰)

◎摘粒…50~80粒になった房から30~35粒が残るように実を取る作業です。

◎袋かけ…虫除け、鳥除け、農薬の汚れ防止のために行います。

● 摘粒・袋かけ7月(巨峰)

秋の農作業

りんごの作業

● つがるの収穫9月(りんご)

8月に入ればりんごはピンポン玉を2まわり程大きくしたくらいになっています。りんごに太陽が当たるように、周りの葉を摘みます。りんごは太陽の光を浴びて赤く色付きます。

9月になれば早生品種“つがる”の収穫が始まります。りんごは収穫間際にグンと大きくなります。

● つがるの収穫9月(りんご)

● りんごの出荷9月~(りんご)

都会を脱出してりんご作りを始めて30年が過ぎました。最近では単純さの中にも1つ1つ自分の力でものを完成させていくことに人生の満足を見出している私たちです。毎日一個のりんごは医者を遠ざけると言います。りんごを食べながら私たちを思っていただければ幸いです。

● りんごの出荷9月~(りんご)

ぶどうの作業

● 収穫9月~10月(巨峰)

たわわに実ったぶどうはハサミを使って丁寧に収穫されます。

● 収穫9月~10月(巨峰)

冬の農作業

● お礼肥(りんご)

晩秋、収穫を終えたりんご園では、里に雪が舞うのを気にしながら1年のお礼を込めて熟成した堆肥が投入されます。すっかり堆肥をまき終えたわわに実ったりんごの木を支える支柱がりんごの木から外されると、里に雪が下りてきます。葉をすっかり落としたりんごの木は白い雪にいたわられるように冬眠に入ります。

● お礼肥(りんご)

● 冬眠(りんご)

冬が厳しければ厳しいほど眠りは深く、1年の疲れが癒されます。

● 冬眠(りんご)